「左利きの憂鬱」の日記

思い通りにならない日々でも、腐らずに生きていく。

「オン」と「オフ」のある47歳の誕生日。

新型コロナウイルス流行や、中居君のジャニーズ事務所退所会見が世の中を騒がしている中、つい先日47歳を迎える事が出来ました。

また、Facebook、LINEやTwitterからも誕生日のお祝いメッセージを多く頂き、本当にありがとうございます。一つ一つが心に沁みますね。

また、息子とは誕生日が1日違いなので、2/23に16歳となりました。彼は高校でも野球を続けているのですが、練習がキツいから辞めたいとかブーブー言う割には、紅白戦緊張するとか、ショートの練習は楽しいとか、バレンタインデーにチョコ貰ったり(あ、野球部のマネージャーからだった笑)、それなりに高校1年生をエンジョイしているようで、微笑ましく思います。

私の方は、会社の配慮もあり、期せずして、「時差通勤」「テレワーク」を先取りした働き方になっています。パーキンソン病は、進行性の難病である為、日々悪化していくものだと2018年5月に診断された時に覚悟しました。ただ、その後、周囲の同病の方の中に、車椅子から復活されて、僕よりも健康的な日常生活を送られている方もいらっしゃって、その方のアドバイスを元に、食生活の見直し、日常のトレーニング(筋トレ、ストレッチ)、睡眠を大きく見直したところ、診断時より、薬の効いている時(通称:オンといいます)は、だいぶマシな歩行は出来るようになりました。

一方、薬の効いていない時(通称:オフといいます)は、油の切れたブリキのロボットのような動きで、ギクシャクした動きとなり、オンの時の3倍位時間がかかります。

症状は、一進一退で、全面的に良くなりましたー!とは言えないものの、当事者本人の感覚としては、少しは前進出来てるように思います。まだ、以前のように、いつでもどこでもパッと行ける状態には程遠いですが、進行性の難病に抗いつつ、少しでも回復してるという実感を大切に、日々を丁寧に過ごしていきたいと思います。

そして、来年は、年男の48歳となりますので、その時には、もっと元気な姿を見せられるよう日々精進して参ります。

また、いつも気にかけていただき、食事にお誘い頂いたり、本来こちらから出向かなければならないところ、銀座のオフィスにお越し頂ける皆様、本当にありがとうございます。

心ではめっちゃ笑顔なのですが、病気の影響で、表情が硬い(症状の一つで、仮面様顔貌といいます)ので、気持ちが伝わってないかもなぁーと心配していますが、実はめっちゃ喜んでいると思って頂けると幸いです。なんか変な説明ですが。

では、今後とも宜しくお願い申し上げます!f:id:hidarikikin:20200227232353j:image※娘が作ってくれたチョコレートケーキ