「左利きの憂鬱」の日記

思い通りにならない日々でも、腐らずに生きていく。

ダンサーになりきってみる。

何の話やねん!笑

いきなり意味不明ですみません。前回「歩けない」を書いてから、どうすれば歩けるのかヒントを探していました。すると、京都で開催されていたWPC2019に参加された方からLINEで以下のようなコメントが流れてきました。

……………………………………………………【WPC2019:速報】パーキンソン病複雑系疾患である。今までドーパミンの減少に対する治療が着目されていたがもう一つの原因と思われるαシヌクレインというタンパク質のゴミの除去のための抗体やワクチンが開発中である。海外では、その治験がロッシュを中心に7社で開始されており、フェーズ1、フェーズ2、少人数、大規模治験、と混在しているが期待される。世界では、ドラムとダンスが着目され、運動と音楽の融合が効果があることが実証されつつある。合唱も効果が認められている。米国ではボクササイズが流行っており、1000人のPDが取り組んでいるが実証はされていない、ホテルの中庭で早朝ボクササイズの実施しているグループがおり、バックミュージックをかけて1時間ほど実施していた。ダンスではアイリッシュダンスが何度も出てきた。TVで見た範囲で判断するとステップが素早いものです。最終日の午前中の最後の講演、たしかシンガポールの医師のレジメが興味深い、排尿障害、EDまで言及がありました。後、ドラムにおいては和太鼓が米国でPD向けに実施されており、中心になっているのが日系人の方々とは誇らしい、しかも戦後収容所から出てきて復活させた和太鼓が元になっている。

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上記の文書の中で、『世界では、ドラムとダンスが着目され、運動と音楽の融合が効果があることが実証されつつある。』に目が止まった。

そうか、運動と「音楽」の融合ね。

パーキンソン病は、ドーパミン不足により運動機能が低下する。これを、メネシットなどの薬で対処療法的にドーパミンを補充する。ただ、投薬だけでは機能低下を補えない為、運動療法が効果的とは長らく言われており、PDcafeなどでその実践をしている。しかしながら、日常生活では、理屈通り身体は動かず、先日のように「歩けなく」なる。

そこで、「音楽」だ。

ダンサブルな楽曲(個人的な趣向だが、マイケルジャクソン、ブルーノマーズ、ジャスティンティンバーレイク、ゼットなど)を聴きながら、歩行してみると、意外といい!すくみ足になった時は、ひと休みして、楽曲の区切りの良いところで、「ダンサーになりきって、思い切って一歩踏み出してみる」とスッと脚が動き、ノリノリで歩いてみると、腕も脚も動く。身体も軽い。これなら、どこまでも歩いていけるんじゃないかと思うほどだ。この感覚は、PDになってから初めてで、驚いた。アジレクトの効果があっての、音楽効果だとは思うものの、びっくりした。気分が上向くので、明日も「ダンサーになりきって」1日を過ごしてみようと思う。宜しかったら、皆さんもお試し下さいませ。ま、普通にやってますかね。私の場合、杖にイヤフォンが絡まりコケるのが怖かったので、歩きスマホしてませんでしたー。

※今おススメな楽曲トップ5(歩く時)

□マイケルジャクソン、ジャスティンティンバーレイク  Love never felt so good

https://music.youtube.com/watch?v=oG08ukJPtR8

□マークロンソンfeat.ブルーノマーズ

アップタウンファンク

https://music.youtube.com/watch?v=OPf0YbXqDm0

□髭ダン  Pretender

https://music.youtube.com/watch?v=TQ8WlA2GXbk

□RIRI    HONEY

https://music.youtube.com/watch?v=YKPTn3b-CFQ

エドシーラン、ジャスティンビーバー

I don't care

https://music.youtube.com/watch?v=IhEP1y5Dbhw